シヨツ鬼のブログ

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Androidアプリ『カラオケメーカー(カラオケ風字幕アプリ)』をリリースした話

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僕の作ったアプリ『カラオケメーカー』の広告バナー
どうも、プログラミングの鬼シヨツ鬼です。

今回はAndroidアプリをこれから出してみたいぞ」って人に向けて、僕自身がアプリをリリースした時の話をします。

8割くらいは宣伝目的の記事ですが、少しでもあなたのアプリ作りのイメージが膨らんだらうれしいです。

なお、この記事では、技術的な細かい話やリリースの細かい手順というよりは、

・どうしてアプリを作ったのか

・どうやって作ったのか

・ちょっとしたつまずきポイント

などを書いています。

どんなアプリを作ったのか

動画にカラオケ風の字幕を入れることができる『カラオケメーカー』というアプリを作りました。

字幕を動画の上に表示させ、色を反転させたいタイミングでその字幕をなぞるとカラオケのように反転させることができるというアプリです。

カラオケメーカー - 公式サイト

play.google.com

なぜ、このアプリを作ったのか

ちょっとした面白い動画を作れるアプリを作りたくて作りました。

僕はYouTubeもやっているので、動画を作ったりします。編集の作業で字幕を入れているとき、カラオケ風の字幕を入れたら面白そうだなーと思ったのですが、そのようなソフトがなかったので、自分で作ってみました。

どうやって作ったか

Unityを使って作りました。

実は僕は、5年くらい前にもUnityを触ったことがあったのですが、そのときは、使ってたPCのスペックが悪かったこともあって、もっさりした使い辛いソフトだと思っていました(ごめんなさい)。

ただ今回、改めてUnityを使ってみて思ったのは、「めちゃくちゃ使いやすい!」ということでした。ネットには良質な記事がたくさんあるので、調べればだいたいやりたいことの実現方法はでてきますし、アセットストアの便利さにも感動しました!

Unity自身も表示が分かりやすくなりかなり使いやすくなっている気がします!(もちろん、僕のスキルとPCのスペックが向上したという理由もあると思いますが(笑))

つまずきポイント

アプリをリリースするまでは幾度の躓きポイントがありましたが、特に印象的だったことは次の2つです。

Android端末に保存された動画が呼び出せない

最初の機能として、「スマホに保存された動画をアプリで再生する」ということを実装しようと思ったのですが、ここでめちゃくちゃ詰まりました。

Unityに標準的に存在している関数で動画を呼び出そうとしても、スマホの動画を呼び出すことはできませんでした。どうやら、Android側の機能から呼び出す必要があるようで、そのためにはJavaで書いて、そのモジュールをUnityから呼び出す必要があるようなのです。

「動画呼び出すだけでこんな大変なのかよ。。。」と思いながら、いろいろググりながら、Javaでモジュールを作るもなかなか動きません。

「もうだめか。。。」あきらめかけたその時です。Unityにはアセットストアと呼ばれるUnityの素材が手に入れられるサイトがあることを思い出しました。

すると、なんということでしょう。あんなに苦労していた機能を無料のアセットを使うことで簡単に実現することができたのです。

「まずは、アセットストアを探そう」そう心に決めた出来事でした。

審査に一度落ちました

なんとか、アプリ作成を終え、Androidストアへの掲載をGoogleに依頼し、ウキウキで公開を待っていた矢先でした。 「ご対応のお願い:Google Play のポリシーをアプリが遵守していません」というなんとも不穏なタイトルのメールが飛んできました。 中を確認してみると

「アプリに関する問題 お客様のアプリは、有害な動作パターンや不正行為の危険性の高さに関連付けられた、人気のあるブランドやキャラクターなどのアセットを使用しているようです。 」

とのこと。なんだと・・・?

さらに詳細を見てみると以下の通り。

「アプリの詳細に、使用権限のない単語やフレーズが含まれているようです。」

どうやら、アプリの紹介文に「YouTubeTikTokでほかの人とは一味違った動画を作りたい」といれた際の、"YouTube"と"TikTok"という単語が『使用権限のない単語やフレーズ』だったようです。

アプリOKでも、紹介文でNGくらうこともあるみたいなので、どうぞお気を付けください。

今の課題

実は今もこのアプリは深刻な問題を抱えています。 それは、、、、

『全然ダウンロードされない。。。』

ということです。

これは結構深刻で、そもそも宣伝経路がないと存在すら知ってもらえないということです。

一応、YouTubeTikTokTwitterでも宣伝していますが、なにぶん僕は弱小なフォロワー数です。

ということで、この記事を最後まで読んでくれるような優しいあなたなら、きっとダウンロードしてくれることを信じています!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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